<3.11編>レクイエムを演奏しました②

なお@お疲れモードです。
そもそも年度末なうえ、職業柄一年で一番忙しい時期なのでキツめ。
今日は珍しく9時前くらいには帰ってこれたのですが(出張してたので)
そのまま12時までおこたで眠ってしまいました。
今、3時。なおは睡眠不足にめっぽう弱いAB型&低血圧(60-80)。
はよねるよ!

さて、先週、フランセ数人が参加する某オケにてレクイエムを演奏してきた話です。

本番のあと、打ち上げへ。
普通はだいたいすぐなくなってしまうオードブル?大皿料理?が
タッパー必須・・・ってくらい、めっちゃめちゃ量出てくる。
実家に帰った時、おかんが張り切っていっぱい出してくるよなってレベル。
これが、川口クオリティなのでしょうか。飲み放題も豊富。
先生、今度から川口で本番しようよぅ!ってくらい。
店のセレクトをしたMさん素敵です。

この一次会、二次会では、レクイエム作曲者:上田益さんと
話せる機会があったのですが、この曲には作曲者の経験からの想いが
たくさん詰まってるとのことでした。

(なおはメモリが足りないので、違ったらゆうて↓↓))

・被災地では、たくさんの人たちが被災して復興に取り組んでいるが
 全員が同じ気持ちをもって頑張っていることが、とても力になってる。
 だから、この曲を演奏・歌う人も
みんなが同じ気持ちをもって演奏してほしい。

・このレクイエムは、日本のいろんなところで高い頻度で、
 演奏されているはずなのに、インターネットとかでもあまり載っていない、
 知っている人が少ない。もっと輪を広げてほしい。

・・・だからここに書いてるってわけではありませんが
でも、一度みんなこれをきっかけに youtubeを聴いてみて、
知っている人が一人でも増えたらいいな、
やりたいって思う人がいればいいなって思います。(ほんとにきれいな曲よ!)

そして一度行ってみる、ボランティアとして現状を見てみるというのは
大事かもしれないな、と思いました。

 
PS 個人的疑問
レクイエムって、死者にささげる曲なのに、
「怒りの日」とかが入ってくるのはなぜなの?

<3.11編>レクイエムを演奏しました①

なおです。
本日は、あの震災からちょうど3年目。
なおも、新宿(当時の勤め先)から歩いて帰ってきたなあ~・・・っていろいろ思い出しました。

今日はちょっとフランセな話題から外れますが
先日、右近先生筆頭に、フランセの数名が参加した追悼演奏会について書くよ。

曲目は、フォーレ:レクイエム と、上田益:レクイエム。

フォーレのレクイエムは、かなーりちっこい編成で
弦が各パート1本、木管2本、Hr2本という全10人くらいの演奏。
Hr2名以外は、プロの卵とか音大生とかプロとか。
こんな中になおを投入するなんて、先生は正気だろうか
なおを社会的に抹殺しようとしているのではないか、というメンバー。
しかも、練習は前日約2時間だけで、40小節とか数えなきゃいけない曲だし
寿命が何回か縮みました。
横のTさんをチラチラみて、構えたら構えるゼ!くらいの感じでいきました。

上田益さんのレクイエムは、10曲からなる曲。
ほんとにきれいな曲で聴いてて泣ける。
地震の始まりから、未来へ向かうまでを描いたような曲で
もともとは阪神淡路大震災のために書かれたのだとか。
復興に対してのいろんな想いとかが込められている曲だそうで
youtubeにもあるのでぜひ聴いてみてちょん!

こちらは、3~40人くらいで演奏なので、フォーレと比較してホッとする。
Hr1stは結構目立つ、ソロもあるでの曲ですが
まあ、Tさんが喜んでやるでしょうということで、なおはノホホンと座ってました。

先生がプレトーク(本番前に必ず曲の説明とか想いとかを語るのが恒例)で
「震災の記念日を制定しようとか政治家が言ってるけど
 記念日ってのは、何かを成し遂げてから制定するものじゃないか。
 まだ復興は全然進んでないじゃないか」
と言ってて、なおも、せやなぁと納得してしまいました。

演奏のほうはというと、両曲とも素晴らしい出来になり、
お客さんも、ずっと一生懸命に聴いていて なおも頑張りました。
合唱の方々が、「Hrの音程にものすごく助けてもらった」とか言ってたのが
なんとなく、復興活動の中での助け合いとか、気持ちのよりどころだとかに
なおのなかで結びついてしまって、いろいろ考えてしまった。
音楽の強さと人の結びつきの強さの共通点みたいなのが
ちょっと理解できたような、できてないような感じ・・・