初練習でした。

さあ、今年最初の練習です。
昼下がりの豊洲にぞくぞくとフランス音楽(愛好)家が集まってきます。
打楽器もつぎつぎと搬入されてきます。
今日は打楽器奏者、全員集結です。
弦楽器もエキストラさんがほとんど揃った状態です。
オラ、ワクワクすっぞ~(声:野沢雅子さん)

まずは2曲のアリアから練習開始。
福田さんは今日はシャガールの絵から飛び出してきたような素敵な出で立ちで、
いつもながら魅惑のボイスを聴かせてくれました。
2曲ともコッラ・パルテの部分が多くて、合わせるのに、
とにかく指揮と耳とで神経集中。
鐘の歌にグロッケンが入るとぐっとエキゾチックなムードが高まりますね~

続いてル・シッドは一気にスペインの世界。
元打楽器奏者でもある右近先生から、
ティンパニの音色まで細かい指示が入りました。
ローマの謝肉祭でも、スネアの入りの大きさやタンブリンの音量まで、
右近先生のするどい指示があり。
数少ない打楽器練習の中で大きい成果が出たように思えます。
一緒に音をあわせて思うのは、打楽器本当に大事ですね。
打楽器のしまりのあるリズムで曲に命を吹き込むような
大きな意味を持つことを実感しました。

しかし、古典的スタイルでシンプルに聴こえるグノーが一番の難物かもしれません。
4楽章。音符の細かさにどうしても皆、力が入りテンポも急いでしまい、
leggieroの感じを出すのが難しい。右近先生のゲキが飛びます。
「Allegro assaiじゃなくてleggiero assaiだから!」
もっともっと楽譜に慣れて、弾いている自分も軽やかな気持ちになれれば。
次回までの宿題ですね。

次回もゼッテー観てくれよな!(声:野沢雅子さん)

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